UQモバイルは下り最大225Mbpsの速度が売りですので。高速モード時にiPhone 6からテザリングをしている際にはタブレットPCでのwebの表示やoneドライブからのファイルを開いたりする際にイラつくようなことはありません。auで使っていた時と同じ感覚ですね。
ただ、高速モードでテザリングをしているとあっという間にデータ残量が減っていってしまいます(泣)。
そこで 外出時にテザリングでタブレットPC(Wnタブレット)を使った際の感想を書いておきます。
●UQモバイルの2種類のデータ通信速度モード
UQモバイルでは2つの通信速度のモードがあります。それぞれのデータ通信速度は以下のようになっています。
①高速モード(ターボON):下り最大225Mbps
②節約モード(ターボOFF):最大300kbps
上記のように「節約モード」では最大速度が300kbpsに制限されてしまいますが、データ容量を消費せず済みます。
auのiPhone 5S,iPhone 6から乗り換えやすい格安SIM事業者はUQモバイル以外にも
IIJmioと
mineoがあります。この2事業者でもデータ容量を気にせず使える「低速モード」というのがありますが、どちらの事業者も最大200kbpsとなっていますのでUQモバイルの方が通信速度が速くなっています。
この2つのモードはiPhoneやAndroid端末用のアプリから設定することができます。UQモバイルHPでは「ターボOFF」と記載されていまが、アプリ上では節約/高速をスイッチで切り替えるイメージです。
以下がスイッチの切り替えイメージです。
◆高速モード(ターボON)/節約モードを切り替えたときのスクリーンショット
左のスクリーンショットが高速モード、右側が節約モードです。画面右下のトグルスイッチが切り替わっているのがわかりますでしょうか。

●節約モードと高速モード時の速度測定結果
実際に自分のiPhone 6で節約モードと高速モード時の速度測定結果を載せておきます。測定に使用したのはiアプリの「速度チェック」です。
・節約モードでの速度

3回計測してほぼ同じ値が出ました。公称値の300kbpsは超えております。優秀ですね。
・高速モードでの速度

高速モード時の伝送速度が上の状況です。14Mbps程度出ております。ちなみに手持ちのIIJmioのWifiルータ経由で想定した時は、4Mbps程度でしたのでUQモバイルの回線速度は速いといえると思います。
●節約モード時のiPhone使用感
さて、節約モード(ターボOFF)ですが、300kbpsというとすごく遅そうですよね!
自分の使用感ですが、iPhoneのブラウザでネットを見たり、LINEなどを使う分にはあまり問題なく使えます。一番、伝送速度の影響の出そうなYoutubeでは読み込みまで5~10秒程度時間がかかりますが、見ることはできます。ただ、高速モード時のサクサク動く使用感は望めません。Radiko等のストリーミング放送も読み込みに時間はかかりますが、一度立ち上がってしまえばあとは問題なく使えます。
今年の箱根駅伝は電車移動中にRadikoの中継で聞いていましたが特に問題なしでした。
そういうことで自分は普段は節約モードで使用しています。ちなみに中学生のうちの子供もUQモバイルを使っていますが、常時節約モードを使っています。
●節約モード時のテザリング使用感
この節約モード(ターボOFF)で、タブレットPCとiPhone6をテザリング接続して使用してみました。
〇:割と問題なしだったこと
- Oneドライブのテキストファイルを開く、編集、保存
- 軽めのサイトを見る
- EvernoteのようなWebサービスを使う
△:高速モードに戻したくなる動作感だったこと
- Oneドライブからちょっと大き目なExcelファイルを開こうとするとちょっと待たされる。
youtube等はサイトそのものを開くことだけでも時間がかかって使えない(←当初はこういう感想でしたが、いったんサイトを開いて動画を読み込んでしまえば結構見ることができます。ただし、動画の読み込みまでは10秒程度かかる場合もあります。)
Toodledo(Task管理のWebサービス)はタスクリストの展開に時間がかかり実用的でない
重たいサイトを開こうとするとじれったくなるほど遅い(←これも最初の読み込みが完了すれば割と使えます。)
●結局使えるの?
使ってみて自分の中の結論は、次のような感じです。
・iPhone単体で使う時は動画以外は結構使える
・節約モード時のテザリング使用はテキスト編集中心の作業をするならOK
・ちょっと大き目のExcelファイルなどを使う時は高速モードでないと厳しい
・重いWebサイトを開くのは実用的でない(←ちょっと我慢すれば使えます)
低速の節約モード(ターボOFF)ですがiPhone単体での使用時は意外と使えると感じました。ただし、テザリング使用で大き目のファイルをクラウド上から開いたり動画を見たりするのは実用的でありませんでした(One Driveからテキストファイルや軽いExcelファイルを開く程度なら使用可能という感じ)。ただし、iPhoneやスマホ単体であれば実用上問題ないことの方が多いと感じました。
大き目のファイルを扱ったりする場合は、UQモバイルユーザなら無料でつかえるWi2のスポットへ行ったりすればデータ使用量を節約できますので、節約モードとWi2スポットをうまく使いこなしましょう!
私はIIJmioでdocomo回線を使ったモバイルWfiルータも持っていますが、高速モードでのUQモバイルのテザリング使用時の方がタブレットPCからのレスポンスがいいように感じています。なのでプランSのデータ通信容量2GBで足りない人は4GBのプランMを、プランMで足りない人は14GBのプランLにした方が低速モードで我慢して使うよりコストパフォーマンスは高いと思います。
低速モードでデータ通信量の節約もできて、料金も手ごろなUQモバイルについての情報は以下のリンクからご覧ください!
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(P.S.Wi2は割と使えるスポットが多い印象です。ただ、私がよく利用しているファミレスやドトールではオプションで追加料金が必要となる「Wi2 premium」のWiFiスポットとなっており使えませんでした。auのLTEフラット使用時はWi2 premiumも使える状況だったのでちょっと残念です。この辺がauとUQモバイルの差別化要素なのでしょうか?)